思春期のニキビは多くの人を悩ませます。
多感な時期に顔のニキビがコンプレックスで大きな悩みとなることもあります。
そもそも思春期ニキビは成長ホルモンの過剰分泌による皮脂の過剰分泌という原因が挙げられます。
ですので成長する時期は出来てしまっても仕方がないと思うかもしれません。
ですがちょっとした工夫で思春期のニキビを予防したり早く治すことも可能なんですよ。
たとえば食生活です。
食事はニキビに大きく影響します。
思春期のニキビの原因となる皮脂をできるだけ抑えるためにも、やはり脂っこいものばかり食べている人は見なおしたほうが良いと思います。
また食事以外に間食が多かったり、食事の時間が不規則だったり、栄養バランスが偏っている人も、ニキビの原因となっている可能性があります。
まずは野菜や大豆製品などを中心とした栄養バランスの取れた食事を心がけるようにしてみてください。
それから睡眠時間も大切です。
特に夏休みなど長期休暇になると、ついつい夜更かしをして翌朝は昼頃まで起きられず睡眠のリズムを乱す生活を送る人がいます。
思春期だけでなく大人になってからもそうですが、一般的に22時から26時の間に美肌は作られると言われます。
肌を健康的にすることこそが思春期ニキビを撃退する第一歩となります。
また長時間睡眠をとっていても、サイクルがバラバラだったり質の悪い睡眠では意味がありません。
自分の睡眠に対して、もう一度見直してみましょう。
そして肌を清潔にすることです。
夏場は汗をかきやすく学生の場合部活などで肌が汚れることが多いと思います。
汚れるたびに洗顔するというのは無理がありますし、洗顔料を使って一日に何度も洗顔することは逆に肌の負担となってしまいます。
洗顔料を使って洗顔するのは朝と夜の1日2回、それ以外の時間は汗をかいたり肌が汚れれば水でさっと汚れを流しましょう。
濡れたタオルで優しく肌を拭くのも効果的です。
最近は肌にスプレーして皮脂を抑える日中用の化粧水なども市販されていますので、こういった商品も上手に使っていくと効果的です。
また男性の方は特に注意していただきたいのですが、洗顔時は顔をごしごし洗うのではなくとにかく優しく包むように洗うよう心がけてください。
皮脂を落としたいのでごしごししてしまう気持ちもわかるのですが、この時に肌には大きな負担がかかります。
刺激や摩擦によっても思春期ニキビはできやすく、悪化しやすくなってしまうので注意が必要です。
最終更新日 2025年5月19日