オール電化のメリット・デメリットを知ろう

オール電化はテレビや雑誌などで見聞きする機会があるので、知っている方が多くいるはずです。
今後利用していこうと検討している方も多くいるようです。
私の自宅でも2年くらい前からオール電化を導入しているので、少しでも参考になることがあればと思います。

オール電化の仕組みについてエスコシステムズに聞く

調理や給湯などにかかる熱源を全て電気を使う仕組みになります。
ガスは料金が高く設定されていることが多くあります。
夜間に電気代が安くなるプランが一般的なので、ガスをよく使う夜間のコストを大幅に抑えることが可能です。
お湯や暖房代を節約したい方は検討してみる価値があります。
また、安全性が高いことも特徴です。
プロパンガス等によるガス漏れでの一酸化中毒事故の可能性がありませんし、IHクッキングヒーターを使用するため火災のリスクもかなり低いです。
火災等のリスクが低いことも大きな魅力だと評価できます。

初期投資が結構かかってしまう点に注意

ただ、初期投資が結構かかってしまう点に注意してください。
IHクッキングヒーターとエコキュートを設置する場合、40万円くらいの費用が生じます。
エコキュートの寿命は10年から15年くらいまでなので、長く使い続けていれば交換しなくてはいけなくなります。
5年から10年くらいは保証してもらえますが、その後は自分で負担する必要があります。
初期費用や維持費を計算して、それに見合うメリットがあるのかを考えた上で決めるべきです。
また、停電に機能しなくなるリスクも知っておく必要があります。
電気が使えなくなるということは、料理をしたりお風呂に入ることもできなくなります。

停電時のリスクに備えておくことは非常に大事

日本はどこで大きな地震が起きても不思議ではないことを考えると、停電時のリスクに備えておくことは非常に大事です。
蓄電池やカセットコンロなどを用意して、しっかり対策を講じておくことが求められます。
オール電化の電気料は一戸建てで16000円、集合住宅で15000円くらいが平均になっています。
季節別で比較してみると、夏季は13000円、冬季は暖房を多く使用するため19000円くらいです。
先ほども述べましたが、夜間の料金が安くなっているので、昼間に電気を多く使用する方は電気料が高くなる可能性が高いです。
今年は感染症対策でテレワークを実施している人がかなり増加しており、昼間に電気を多く使用する方が結構いると思われます。
日中に電気を多く使う方は、日中の電気が安くなるプランを選ぶ必要があります。

太陽光発電

太陽光発電を利用する

日中の電気代が高いことや停電時のリスクを軽減できる方法があります。
それは何かというと太陽光発電を利用することです。
費用が100万円から300万円くらいが相場になりますが、10年くらいで回収することができるので、導入するメリットは十分あります。
注意点は太陽光の場合も故障するリスクがあることです。
特に台風などの災害で故障する可能性があります。
大型の台風が直撃することの多い西日本の方は、保険にしっかり加入して備えておくようにしてください。
さらにオール電化で導入した設備が使いにくいと感じるケースがあるので気をつけてください。
例えば、お風呂の水圧が弱かったり、IHクッキングヒーターが使いにくい等を挙げることができます。
火力が弱いので、プロパンガスの方が良いと後悔してしまう人が少なくありません。
光熱費が安くなるだけでなく、設備も詳しく調べてから決めることが重要です。

デメリットも説明してもらわないと信用できない

オール電化を営業の方から話を聞くと思いますが、メリットばかり説明されることが多いです。
売らなければいけないので、デメリットに関してはできるだけ触れないようにしています。
私も営業から話を聞いた際に、メリットばかりだったのでちょっと不信感を持ちました。
魅力的なシステムであることは理解できますが、デメリットも説明してもらわないと信用できないと思います。
その点、エスコシステムズはしっかりとデメリットも説明してもらえるようなので、その点信頼できる会社さんだと言えるかもしれません。
したがって、営業の話を聞いただけで納得して決めるのではなく、自分でもオール電化について調べてみるべきです。
調べてみると、分からなかったことが出てくるはずです。
また、実際に利用した人の意見も参考にしてみてください。
利用している人にしか分からないことが多々あるので、かなり有益な情報を得ることができます。
元々電気をあまり使わない人にとっては、導入するメリットはあまりないです。
エアコンなどをよく利用している方におすすめです。

まとめ

安くするためのコツとして、電力会社を切り替えたり、プランの見直しを行うことが有効です。
2016年の4月から電力自由化が始まり、地元の電力会社以外の電気も利用できるようになりました。
従来の電力会社だけでなく、新電力として様々な会社が参入しています。
せっかく安くできるチャンスがあるのに、そのまま利用し続けているのは勿体ないです。
比較してみると結構な差があるため、自分の生活スタイルに合ったプランがある会社に切り替えてみるべきです。
新電力としてにはLooopやソフトバンク、CDエナジーダイレクトなどがあります。

最終更新日 2025年5月19日