一般的にサラリーマンは、勤務している会社において100%の力を発揮するため、副業については禁止されているというケースが多いです。
しかし今日の経済停滞にあっては、企業は人件費すら削りたいと考えています。
そのため残業や休日出勤はさせない、つまり残業手当や休日出勤手当は支払わない、という姿勢でいます。
さらにまた非正規社員の割合の増加は、更なる人件費の切り詰めであり、給与が上がっていく可能性が極めて少ないということを示唆しています。
こうした人件費削減の企業側の宣言は、今後副業を認めていくという流れになると考えられます。
副業で一番効率的なのは、いわゆる権利収入を持つことです。
自動販売機に始まり、駐車場、アパートマンション経営と、自らが働かなくとも定期的に収入が入ってくる方法です。
しかしこれは限られた人でしかできないことでもあります。
かといって1日8時間働いたあとで時間給によるアルバイトをするのにも、せいぜい2〜3時間が限界ではないでしょうか。
そこで模索されているのが、インターネットを利用した自宅での副業です。
商品を仕入れてそれをネット上で販売するという方法があります。
安価で購入した物品をオークションなどで売るという初歩的なものから、ECサイトを構築して、自らは商品の在庫を持たず、注文を待って製造メーカーから直送してもらうという手法があります。
さらに積極的に行なわれるのがアフィリエイトであり、この段階ではECサイトというよりは広告代理業の趣があります。
アフィリエイトは、アフィリエイトサービスを行なう企業と契約して、そこで提示されている商品リンクを利用させてもらいます。
契約も商品リンクの利用も無料です。
そしてブログやウェブサイトを開設して、そこに商品にまつわる記事を魅力的に書いていきます。
そのブログやウェブサイトを見た人がその商品を気に入った場合、商品のリンクをクリックして購入すると、製造元からユーザーにサービスが提供されます。
アフィリエイトを行なっている人は在庫を抱える心配はゼロですし、支払いもきちんと行なわれるため、面倒は一切ありません。
ブログやウェブサイトの準備段階は大変ですが、最初から完成されたものを作る必要はなく、注文が発生し始めたらどういう属性のユーザーが多いかなどを検討し、記事を修正ないし強化をしていきます。
最近話題のサイドライン株式会社が出しているtool+などを利用すれば、アフィリエイトの手助けをしてくれますので、ビギナーの方はこういったツールを利用するのもひとつの方法でしょう。
こうして稼げるブログやウェブサイトが出来上がれば、権利収入とほぼ同じメリットが得られます。
さらに、一般ユーザーのメールアドレスが入手できるのであれば、メールマガジンという方法でより確かな見込客にアプローチしていくことができます。
最終更新日 2025年5月19日