松阪牛。
お肉大好き人間にとって聞いただけでよだれがでそう。
松阪牛は、松阪肉牛協会の協会規約で、三重県の雲出川以南から宮川以北の地域で育てられた、肥育日数500日以上の、子どもを生んでいないメス牛にしか名乗ることの許されない牛界のお姫様。
そんな松阪牛を一目見たくて松阪牛を飼育している中山牧場に見学に行ってきました。
今回はそのときのレポートです。
「なぜ松阪牛は美味しいんですか?」
ど直球な質問を牧場を案内してくれたおじさんに聞いてみる。
答えは・・・
「松阪だから。」
「なるほど!! 松阪だからなんですね。っておい!」
答えになってない!!
でもそれは冗談でもなんでもありませんでした。詳しく聞くと…
松阪の「気候」「風土」「地下水」「環境」この土地ならではの様々な要因が重なり合って、この肉質を作っているらしいのです。
松阪牛といっても、「松阪牛」という種類の牛がいるわけではありません。
全ての和牛のほとんどは但馬牛です。
その但馬が各地に散らばって、それぞれの土地の牛になるのです。
知ってましたか?
「松阪に連れてくると美味しくなる!」
この不思議なこの現象は、すべてが複雑にからみあって出来上がったもので、ひとクチで説明できるのではないそうです。
しかしながら、もちろん最高の「霜降り肉」を持った良質の肉牛を飼育するためには、卓越した肥育技術と豊かな育成環境が欠かすことができません。
三重県は鈴鹿山脈から新鮮で栄養分を多く含む水が流れ、気候も寒暖の差があり、自然に恵まれた良い環境が整っています。
この環境が美味しい牛さんを育んでいるんですね。
実際に、中山牧場さんを訪れてみて、三重の澄んだ空気と、豊かな自然を目の当たりにするとその光景の中に、神聖かつ神秘的なパワーを感じます。
神々の中には食物・穀物を司る神が存在し、それが松阪地方に特別な恵みをもたらし、食べ物を美味しくする、という言い伝えもあるとか。
松阪牛の美味しさが「神がかっている」のもなんだか頷ける話ですね。
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最終更新日 2025年5月19日