ボンキュートなどバストアップサプリメントには、必ずといって良いほど入っているのがプエラリアです。
美容意識の高い人なら知らない人はいないと言われるほど、その言葉は普及してきています。
そもそもプエラリアとは、タイ北部に自生するマメ科の植物で、タイ北部では古くから食物として食べられてきました。
またタイやミャンマーでは「若返りの薬」として古くから言い伝えられています。
プエラリアの認知度が高まったのは、1960年に世界で最も権威のあるネイチャーという科学誌に「プエラリアにはイソフラボンの誘導体が含まれており、女性ホルモンのエストロゲンの分泌を促進する効果がある」と発表された事がきっかけです。
この記事で世界的にプエラリアの効果が広まり、サプリメントなどに多く使われるようになったのです。
ちなみにサプリメントとして使われているのは、プエラリアの丸くて大きな根っこの部分になります。
プエラリアを同じようにイソフラボンが多いと言われている大豆と比べてみると、何と大豆の約40倍も含まれているとされています。
女性の間で良く知られているイソフラボンには、バストアップの他にも、美容や健康維持、スタイルアップなど女性の綺麗をサポートしてくれる効果があります。これはイソフラボンが、女性ホルモンに似た成分が含まれているためなのです。
さらにプエラリアには、デオキシミロエステロールとミロエステロールという、2種類の植物性エストロゲン、美乳効果のあるプエラリンなども含まれています。
プエラリアに含まれるこれらの成分が、女性ホルモンの分泌を活性化させ、乳腺を刺激することで、バストアップ効果が期待できるという訳です。
胸が小さいと悩む女性にとっては、天然成分でエストロゲンに似た成分であるプエラリアはとても魅力的に感じるものです。
ただプエラリアを摂取しただけで簡単に胸が大きくなる訳ではありません。
実は胸を大きくする方法として大切なのは、バストアップマッサージなのです。
マッサージをすると血行が良くなり、血行が良くなる事で、乳腺を発達させる成分や女性ホルモンがスムーズに乳腺に届けられるようになります。
また胸をマッサージする事で、筋肉にも刺激を与え、美しいバストを保つ事が出来るのです。
プエラリアで胸が大きくなると良く言われているのは、決して嘘ではありません。
女性ホルモンを活性化させるという意味でも無駄ではありません。
でも確実に大きくしたいと考えるなら、プエラリアを取り入れながらバストアップマッサージをするのが一番です。
ちなみに効果を感じやすいタイミングというのもあり、まずお風呂へ入る前にプエラリアが配合されたバストアップサプリメントを飲み、お風呂の中で体温を上げて成分の吸収を良くし、お風呂上がりにクリームなどを使ってバストアップマッサージをすると効果も出やすくなります。
実際に多くの女性がプエラリアやマッサージでバストアップに成功しています。
ただし注意すべきは、「早くに効果を出したい」「もっと豊かなバストにしたい」と用量を守らずにたくさん摂取してしまう事です。
プエラリアはマメ科の植物で天然成分なので安心というイメージがありますが、過剰に摂取すると生理不順やニキビ、肌荒れ、下痢、便秘、胃の不快感など様々な副作用を引き起こしてしまいます。
女性ホルモンにはエストロゲンだけではなく、プロゲステロンと呼ばれるホルモンもあります。
引用元:ボンキュート
一般的にエストロゲンは肌や髪を艶やかにしたり、骨を強くしたり、代謝を高める作用があり、エストロゲンの分泌が盛んになっている時にはダイエットすると痩せやすいとも言われています。
一方のプロゲステロンは、イライラや憂鬱感怠惰感など、分泌が盛んになっている時は、心身共にマイナスなる事が多いです。
これだけでとらえると、エストロゲンは正義、プロゲステロンは悪のホルモンという印象があり、それならばイソフラボンをたくさん摂取して分泌を促進させ、もっと女性らしい体を作ろうと考えるのが普通です。
ところが女性ホルモンはエストロゲンとプロゲステロンがバランスよく分泌されることで保たれているため、エストロゲンの分泌が過剰に増えてしまう事でホルモンバランスが崩れてしまうのです。
その結果、様々な体調不良を引き起こす事になり、バストアップどころではなくなるのです。
プエラリアを効果的に摂取する方法は、商品のパッケージや説明書に記載されている用量を守って飲むことです。
また基本的には、水では無くぬるま湯と飲むことで効果が良くなると言われています。
さらにサプリメントによって飲む量も違いますが、1日3粒の場合には一度に飲むか、それとも小分けして飲むかのどちらかを選ぶことになります。
どのようなサプリメントでも言える事ですが、体が配合されている成分に慣れていない間は、少しずつ摂取して様子を見てみると安心かもしれません。
最終更新日 2025年5月19日